わたしのゴーストがささやくのよ

夜は新百合ヶ丘で「イノセンス」を観る。初日なだけに満席。

見終わっての感想・・・じんわりとイイね。大上段に振りかぶったテーマとか、わかりやすい物語の起伏とか、そういうのは一切無いんだけど(画面はそれなりに派手だが)。それでもなんか心に残るのは何なのだろう・・・感動とかじゃないことは確かだ。しかし孔子だのの引用が延々とされるのは半分嫌がらせか・・・

しかし、宮崎駿とか押井守とか庵野秀明とか、この辺はコンスタントに映画が作れるのに、我らがトミノ御大にはなぜそれができないのか・・・単純に金を出してくれるところが無いのだろうが・・・おろろーん。